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2024.11.08
お知らせ

県森連とカリモク家具が県産材を使った家具開発

愛媛県森林組合連合会は大手家具メーカーのカリモク家具㈱と連携し、愛媛県産材のクヌギとヒノキを使用した家具を開発し、令和6年10月23日に愛媛県知事の中村時広知事に新商品の発表・報告会を行いました。

 

開発において、カリモク家具が家具用構造材として使うブナ材と、愛媛県産のクヌギの材が代替として利用できるか強度試験等を行い、比較検証の結果、ブナ材よりも強度の面で有効な結果を得られました。そこでカリモク家具の「MAS」シリーズに県産のクヌギとヒノキを使って家具ができないか検討し、今回2種類の椅子の開発・製作に成功致しました。

 

カリモク家具の高い技術力により、構造部分にクヌギ材を使用し、表面の仕上げ材としてヒノキ材を使用することで、見た目の美しさやヒノキの風合いなども意匠として取り入れています。

 

クヌギは椎茸のほだ木や薪ストーブの燃料に利用されていますが、それ以外の利用用途が少なく、原木としての需要が低いことから大径化した原木の活用が課題になっていました。

 

こうした新しいクヌギの利用用途が増えることで、クヌギの人工林の整備や更新につながっていってほしいという願いが込められています。

 

当面は受注生産を中心にブランド力を高め、量産化を目指していきます。ご興味のある方は当会までお問い合わせください。

 

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