良質な森の恵みを
お届けする
【木材市場】
令和4年度の愛媛県森連の原木取扱量は6市場の合計で219,620㎥となっております。
取り扱いの一般材については、協定者と事前契約を締結し、協議した数量並びに販売単価で契約販売を実施しています。
契約販売により効率的な土場利用の実現と安定的に
製材メーカーやバイオマス発電用のチップ加工業者への原木供給を行っております。
また、大径材や枝打ち材等の特殊材については、従来の市売り形式により幅広く販売を実施しております。
【木材流通センター】
私たちが運営する木材流通センターは、愛媛県内で製材された木製品を中心に集荷し、
県内外のハウスメーカー、プレカット工場、工務店、木材商などに販売しています。
また乾燥機とモルダー設備により、住宅用構造材を中心に、
県内外への販売を行っています。
【公共事業対策室】
私たちは、愛媛県下に広がる木材流通ネットワークを活かし、
多種多様な木製品の供給を行っています。
愛媛県武道館は平成15年に完成し、木造トラス屋根架構、柱材などに、県内産の杉材を約3,000㎥使用しています。西妻面外側にある円柱は最長28.3mあり、世界に誇る木造公共施設です。
愛媛銀行 久米支店施工事例
中山中学校 施工事例
伊予市 小学校施工事例
松山盲学校 施工事例
【椎茸購買センター】
愛媛県の乾しいたけ生産量は全国4位です。愛媛の乾しいたけの多くは、
生産者から各地域の森林組合を経由して、
私たちの運営する椎茸購買センターが集荷し、全国各地へと販売しています。
愛媛県産の乾しいたけは瀬戸内の気候に育まれ、歯ごたえがあり、身の引き締まった質の良さが自慢です。
また、乾しいたけのほかに、放置竹林対策と新たな特産品づくりを目指して
乾燥タケノコの生産・販売にも 取り組んでいます。
【愛媛県産
原木乾しいたけブランド】
愛媛県産原木乾しいたけは、
生産者と私たち販売者が連携し、
確実なトレーサビリティーのもと、
消費者に届けています。
この取組を通じて、愛媛県産乾しいたけの
ブランド化を推進していきます。
①採取
気温や天気を見ながら、大きさ形などが出揃った絶妙なタイミングで収穫を行う。最盛期は2月~4月頃で、この時期の椎茸を「春子」と呼び、全体の約8割を占める。
②乾燥
収穫したらできるだけ早く乾燥機にかける。程よい頃合いまで乾燥させる。傘が大きく開いた「香信」などはスライスした状態で乾燥することもある。
③保管&仕分け
記名をした段ボールを生産者が集荷センターに持ち込んだら、大きさ、厚み、形などの規格によって一つ一つ人の手で仕分けをする。
④出荷
仕分けの際の伝票を同封した上で、市場に運ばれて販売される。ちなみに選別場に選ばれてから出荷されるまで保管する倉庫も、温度や湿度が一定になるように保たれており、乾椎茸の質が劣化しないように細心の注意が払われている。
【椎茸購買センター内緑化課】
森林の循環利用に必要となる山行苗木の販売を行い、愛媛県の森づくりの一翼を担っています。